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無理のある面白さ。【長い廊下がある家】有栖川有栖

 

長い廊下がある家 (光文社文庫)

長い廊下がある家 (光文社文庫)

 

 ドラマ化されてから一気に有名になりましたね、火村とアリスのコンビです。

20年くらい有栖川作品を読んでいますが、他のミステリと比べて設定やトリックが突飛過ぎて笑えるのでなんか好きです(ファンの方ごめんなさい)。

こちらの作品も面白くてお勧め。

 

「幽霊の出る家」と噂される家があります。廃村寸前の限界集落にあり、いかにもな物件です。

AとBという家があり(どちらが幽霊が出る家だったかはちょっと忘れました)、なぜかよく分からないけれどこの二軒は地下通路で繋がっているのです。通路は長~い一本道。通路のちょうど真ん中あたりに扉が一つ付いていて、お互い鍵が掛けられるようになっています。つまり、A家側から鍵を開けてB家側に行こうとしても、B家側が鍵をかけていればその扉は開かないのです。

 

で、この通路のB家側で死体が発見されました(唐突)。

発見当時、B家側にいた人間はおらず、A家側にはこの「幽霊屋敷」を調査するために来たモノ好きが数名いました。

B家側の扉に鍵が掛っていたということからも、A家側にいた人間に殺人は不可能やろーと思われます。

 

そこに現れたのが臨床犯罪学者・火村英生。(ジャーン)

トリックを華麗に暴きます。

 

***

 

幽霊が出ると言われる所以より死体現場より死体の身元より、容疑をかけられた者たちの素性より扉のトリックより何より、

 

……なによりもまずいちばんに突っ込みたくなるのがこの家ですよ。

AとBの家が地下通路で繋がってるって。

こんな造りの家があってたまるか(笑)!

お隣さんに用があれば、普通に表から訪ねるわ!なんのための地下通路なのか。

 

有栖川作品は、こういう「なんか無理があるやろそれェ」って突っ込みたくなる設定が多くて、面白いから止められません(ファンの方ごめんなさい。馬鹿にしているわけでは決してありません)。

 

ドラマCDにもなってるみたいですね。

長い廊下がある家

長い廊下がある家

  • アーティスト: 神谷浩史,鈴村健一,柿原徹也,浪川大輔,玉川砂記子,平田広明,小山力也,遊佐浩二,作画:柳ゆき助
  • 出版社/メーカー: 発売元:モモグレ/販売元:アルドゥール
  • 発売日: 2013/02/21
  • メディア: CD
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