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存在しない日に招待されたら死【6月31日の同窓会】真梨幸子

 

6月31日の同窓会 (実業之日本社文庫)

6月31日の同窓会 (実業之日本社文庫)

 

 昨日に引き続き、「女子高怖ーッッ」の話をもひとつ。

イヤミスの女王の作品ですので、読後感爽やかでないことはもう言わずもがなですけど。

 

神奈川県の伝統ある私立女子校・蘭聖学園。

この学園には、ある噂があります。素行の悪い生徒は、「お仕置き」される。それは、学園を卒業してもずっと適用されているルールだとか……。

 

ある日、柏木陽奈子(28)の元に、一通の招待状が届きます。

 

「さて、同窓会を下記のとおり開催することとなりました。

日時:6月31日

場所:ホテルニューヘブン ――――

――――――――― 」

 

あれ、6月に31日ってあったっけ。

案内を受け取った陽奈子がそう考えたあと、彼女は謎の死を遂げます。

(謎の死を遂げます、って表現昨日も使った。謎の死ばっかり遂げるんだからみんな!!)

 

連続して女性の変死事件が続き、それが全員学園の卒業生だと分かり、弁護士・松川凛子は調査に乗り出します。実は凛子も学園の卒業生です。

調べていくうち、死亡した女性たちはみな、「同窓会の案内状」を受け取っていたという共通点が見つかります。

存在しない、6月31日に開催される同窓会。

これがあの「お仕置き」?――――

 

そうしているうちに、凛子の元に一通の封書が届きました。

開けてみると、

 

「さて、同窓会を下記のとおり開催することとなりました。

日時:6月31日 ――――

 

***

 

なんで女子校が舞台になると、こうもネットリとした物語ができあがるのでしょうか……

妬み、僻み、コンプレックスとマウンティング。複雑に絡み合って、女子はその中を巧妙にかいくぐりながら生きて行くのです……ある意味すごい生きものです(笑)

 

こういう話にありがちですが、登場人物が多いうえ、過去と現代を行ったり来たりするのでちょっと混乱しますが、慣れればキャラ像も掴めてくるので大丈夫!

 

前回の「謎の死」はこちら↓ 

www.oyasuminminzemi.work