紙たすインク、いこーる本

本が好き、音楽が好き、おやつが好き。自分メモも兼ねた紹介ブログです。

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とりあえず旅行しまくりたかった。後悔はしていない。【わたしの旅に何をする。】宮田珠己

 

わたしの旅に何をする。

わたしの旅に何をする。

 

 何で私、こんなにこの人を推しまくってんだろうとちょっと我に返ったので、これでタマキング推しはいったん止めときます。

(※タマキング=旅行エッセイ界隈の著者の愛称。)

 

でもホントに、どれを読んでも面白いんです。

私はすごく好きなのですが、書き味がすごく嫌いな方もいるみたいで、レビューとか星の数とかでものすごくしょっぱい方のを見ると、なんか気持ちが怯みます。そ、そんなにダメ!?

人それぞれ好みがあるのは分かっているのですが、そんなコテンパンにするほどこのエッセイダメ!?

 

とりあえず私は大好きです……!

 

今回のエッセイ。紹介文には、こうあります。

「『たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後』を描いた、出たとこ勝負の旅エッセイ。」

 

冒頭部分をちょこっと。

 

”……私はついこの間までサラリーマンであった。結局退職したのだが、ええぃ会社なんか今すぐ辞めてやる、そうだ、今すぐにだ、という強い信念を十年近く持ち続けた意志の堅さが自慢である。……”

 

”……サラリーマン時代の私は、年三回の大型連休には必ず有給をくっつけてぐいぐい引き延ばし、いつも海外旅行にばかり出掛けては、上司に「たいした根性だ」とスポーツマンのようによく褒められた。幸運にも私の上司はできた人で、私がいくら休もうが黙って旅行に行かせてくれた。帰って来てお土産を渡しても廊下で挨拶してもまだ黙っていたほどだ。……”

 

”……眼前に青々と広がる海に気もそぞろとなったわれわれは、すばやく宿を確保し、即座に海水パンツに着替えてビーチに躍り出た。……

準備体操もほどほどに、われわれは狂ったように海に突進した。

おりゃおりゃ、サラリーマンは南の島だ、仕事のストレス発散だあ!

と思ったらウニを踏んだ。……”

 

私が何か書くより、本がすべてを語ってくれる。

もう本に任せよう……

 

一緒に旅行した気分になって、笑って読んでくださったら嬉しい!

再三言ってるかもしれませんが、移動途中の電車の中とか、比較的静かな公共の場所で読むのは要注意です。

ぶふってなります。