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ラストの胸糞の悪さに衝撃を隠せない 【仮面同窓会】雫井脩介

 

仮面同窓会 (幻冬舎文庫)

仮面同窓会 (幻冬舎文庫)

 

 昨日、気持ち悪い男の代表として「火の粉」を挙げましたが。

雫井作品で思い出しました、こちらも相当なヤツだったと。

 

高校の同窓会で再開した洋輔ら4人。思い出を語り合ううちに、かつての体育教師・樫村のことが話題に上ってくる。樫村は容赦ない体罰教師として生徒から嫌われていたが、洋輔らも理不尽な理由で、ほとんど嫌がらせに近いような体罰をされていた。

退職後の樫村が悠々自適に生活していることも知り、4人は苛立ち、憤りを再燃させる。

「ちょっと仕返ししてやろうぜ」。洋輔らは計画を立て、樫村を暴行し、置き去りにした。

 

ところがその後、樫村はなぜか別の場所で溺死体となって発見される。

誰があのあと現場に戻り、樫村を殺したのか?

お互いに疑心暗鬼に陥る4人。

待っていた真相と、驚愕のラスト。

 

***

 

これまでにも幾つもの「後味の悪いミステリ」を読んできたものですが、

いやあこれはない。ないわー

 

樫村に仕返しして懲らしめてやろーぜなあたりは、昭和の時代にヤンキーの恒例となってた「お礼参り」ってのがあったよね、あれの延長かねと思えるんですが。

ラスト。ラストはいかん。

 

ホント―に最後、「えっ……」としか言えなくなります。

もうホント、「えっ……」

 

私の語彙力が貧困とかそういうのではなくて(いや貧困だけれども)、

「えっ…………」。

 

いやナニソレと思った方、図書館行って!

「えっ……」って言うから!!(笑)

 

あの後味の悪さ、何味って言ったら良いのか。

砂味?()

 

雫井氏は読者を気持ち悪くさせる天才か(褒めてます)