紙たすインク、いこーる本

本が好き、音楽が好き、おやつが好き。自分メモも兼ねた紹介ブログです。

【スポンサーリンク】

表紙カワイイ、中コワイ。【女王はかえらない】恩田天

 

 

 2015年の「このミス」受賞作でしたね。

 

 

あらすじ:

とある田舎の小学校。3年1組には、マキを頂点としたスクールカーストがありました。

クラスの女子は、マキの側近()を始めとして順にランク付けがされており、そのランクに従って、髪に付けるパッチンどめの柄が決まっています。

そんななか、エリカという女の子が東京から転校してきます。なんと彼女はバレッタを付けていました!!!!

そこから始まる、壮絶な女王争い……

 

…………

…………

 

いかん笑いが止まらない。

 

…………すみません。

 

いやもうくだらなさ過ぎて笑えるんですけど、でもこれ「ミステリー」ですからね。

このあと、くだらないでは済まされない事件だってちゃんと(?)起こっていくんですけど、

うん、でも、しかし。

ちょっと突っ込みたいよ。

 

パッチンどめ……(泣)

 

いやこれフィクションだから大げさに書いてあるだけだよね?

パッチンどめで権力振るう小学生って今時いるの?いや昔もいたっけ?(笑)

 

「あいつ★柄のランクじゃないのに★柄のパッチンどめしてる!女王に言いつけたろ!」って密告されるなんて……なんて恐ろしい……!!!

 

そしてその世界に突如として現れる、「都会」から来た「美少女」

 

もうこの時点で田舎の女王大打撃じゃないのああん!

で、この転校生が髪に付けているのが、

 

バレッタ(困惑)

 

えーと私が流行からかなり外れたところにいるから知らないだけ?

バレッタっていま流行ってんの?

ていうかバレッタで髪留めてる小学生っているの???

…………

 

なにはともあれ、マキ女王は気に入らないんですね。

「都会」から来たのも「美少女」なのも、「バレッタ」も。

女王にとっては己の地位を揺るがす危険要素でしかない。

 

先手必勝、女王は新参者に釘を刺しに行きますがエリカはものともしません。

女王、怒髪天。

 

そしてバトルが始まる……

……わけですが、この攻防戦だけで楽しめたので、二部三部まで話を広げなくても良かったよなあ、と正直思ってしまいました。ちょっともったいない。

読んでるこっちは「く、くだらねえ……」と肩プルプルさせそうな争いを、話の中の女の子たちは真面目にやってるんだもんなあ……

 

トリックというにはちょっとがっかりする(すみません)トリックもあり、さらっと読めます。

 

つーかやっぱどう考えてもパッチンどめは考えちゃうの……

仕方ないの、近所のイトー商店(仮)にはその4,5パターンの柄しか置いてないのよ……(涙)

 

隣の市にお出かけしたときに買ったキラキラストーン付きのパッチンどめとかポンポンが付いたやつとかをして行ったらどうなるのかな。極刑かしら。